Philosopy

 『六花』とは雪の六角結晶に通じる異称で、雪の研究者時代に得た知見をより広くより深く活かして行きたい、そんな想いを社名にも込めました。
 『晴れた日の冬、橋梁道路は何故凍結するのか?』
 『地中の熱を使って、厄介な雪を融かす事は出来ないのか?』
 『沈殿池の水って、思っていたほど素直に流れないのですね?』
 『シフォンケーキの生地って、ただ単にオーブンの中で膨らんでいるだけではないのですね?』
これらのお話は、全て『熱と流体』と言うテーマで繋がっており、『何故?』から始まる問題解決がいつも私の仕事でした。

 人生の1週目は『熱流体』という道具で出来る事を、2週目は『シフォンケーキ』という道具で出来る事を、それぞれ取り組んできました。3週目は『カフェ』という道具で出来る事を、と考えておりますが、
『その研究は一体どれくらいの人を幸せに出来るんですか?』
常にそう問われた続けた土木屋のスピリッツだけは、いつも忘れずに精進したいと思います。

合同会社六花工学
代表 渡邊 洋